ー高柳塾についてー
2013年、たった一人の小学4年生の生徒さんとともに、高柳学習塾はスタートしました。あれから10年以上、さまざまなお子さんとの出会いがありました。
勉強が得意な子、苦手な子、反抗期がひどい子、学校で悩みを抱えている子、全員が共通して身につけるべき力は、「自ら考え、自らの足で立つ力」です。
■さまざまな物事や問題を、知や経験で満たされた自分というフィルターにかけて考え対処することができる。
■学びを通して自身の能力を深く理解し、それを存分に発揮できる最良の居場所を見つける。
これらは言葉にするのは簡単ですが、誰でもできるようなことではありません。
このような力を身につけた子どもたちを一人でも多く世に送り出していくのが、高柳塾の目標です。
ー講師プロフィールー
高柳麻有
- 群馬県立前橋女子高校
- 東京外国語大学
フランス語学科 卒業
母親の経営する学習塾へ通い、大勢の生徒たちと共に切磋琢磨する小中学生時代を送る。
AFS交換留学生として、テキサス州ダラスの高校に一年間留学。日本ではできると思っていた英語が現地ではほとんど役に立たず落ち込む。現地校のカントリーウエスタンダンスクラブに所属して英語を鍛えつつ、充実した一年を過ごす。
フランス一周旅行をはじめ、ヨーロッパの国々を旅行しながら言語と文化に身を浸した大学時代。一年休学し、イタリアのマルケ州に滞在。イタリア食文化のとりこになる。
帰国後大学を卒業し、大手学習塾講師、家庭教師、不登校児の学習サポート等を経て、群馬県に個人塾を開く。中学生の国数英を中心に5教科を指導する。
結婚を機に渡独。一児の母。
ドイツで学習塾勤務を経たのち、「高柳学習塾」として独立。
習得した言語
英語・イタリア語・フランス語
ドイツ語(中級)
ー英語指導に込めた思いー
インターネットでどんな情報にも触れられる今、英語教育はあまりに手軽なものと考えられるようになり、学問からどんどん離れてしまっている気がします。 若い世代に手軽で安価な教育を与えるのではなく、学ぶことの価値が実感できるような教育を与えるのが大人の役目であると高柳塾は考えます。
高柳塾の講師である私、高柳麻有は群馬県出身です。私の5代前に、角田喜右作(1853-1910)という人物がいます。群馬県三老農の一人で、初代群馬県議会議長を務めました。角田喜右作は農蚕業保護を推進する傍ら、現渋川市に「刀川英学校」を創立、生涯をかけて英語教育の必要性を説きました。その理念は脈々と引き継がれ、祖父母や両親をはじめ、一族の多くが長く教育業界に携わってきました。
角田喜右作から続く英語教育の信念を胸に、高柳塾では小中学生の英語の読み書きに力を入れています。本当に役に立つ英語とは何かを生徒に考えさせ、文法をおろそかにせず、英語の骨組の基礎をしっかり学びます。